幸せ脳を作るには・・・
睡眠中あなたの脳は、何をしているか知っていますか?
脳は、寝ているのだから何もしていないと思っている方もいるもしれませんね。
私たちは寝ている間に夢を見ますね。
幸せ脳を作るには・・・
この夢とは、一時的に海馬というビデオレコーダーに録画したビデオの映像を早送り再生して、必要か必要でないかをチェックする作業をしているのです。
自分にとって楽しくてワクワクする記憶、大事にしたい記憶など、今後も必要な記憶は、大脳皮質という部分に送られて、そこでデータベースとして記憶されていきます。
逆に嫌な記憶は、海馬でデータ消去されます。
海馬とは、両耳の奥あたりにあり、記憶の一時預かり所です。
一時預かりできる時間は、約24時間で時間の経過とともにデータをどんどん上書き更新していきます。
学生時代に、一夜漬けで覚えた問題は試験当日は回答できますが、もう一晩寝たらすっかり忘れてしまいます。
皆さんも経験があると思います(笑)
これは、海馬の働きによるものなのです。
海馬での記憶の整理には、1日4〜5回、約90分間隔で行われる「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」と呼ばれる状態の時に行われています。
90分×4回=360分、つまり6時間です。
6時間寝ないと、記憶の分別ができず、分別できなかった記憶は、不要と判断され消去されてしまうのです。
これは、本当にもったいないですね。
せっかくインプットした記憶も睡眠時間が短かったり、良質なものでないと、脳はあっさりと廃棄処分してしまいます。
“幸せ脳”を作ろうと思ったら、最低6時間の睡眠時間の確保と良質な睡眠を心がけましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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