寝ている時間も無駄にしないためには・・・
人間の脳には、眠っている間も仕事をしてくれるそんな、素晴らしい機能が備わっています。
どういう仕組みかというと、脳にある海馬という部分は、主に人間が眠っている間その日1日の記憶の情報を整理します。
寝ている時間も無駄にしないためには・・・
膨大な情報から、必要なものと必要でないものを整理し、必要なものだけを側頭葉に送って長期記憶化してくれます。
この機能をフルに活用するためには、まず、あなたのやっている仕事、やるべき仕事、そして日常生活について、達成期限を決めて、3つのリストに分類しましょう。
1)1ヶ月以内に達成する仕事=マンスリー・リスト
2)1週間以内に達成する仕事=ウィークリー・リスト
3)明日すべき仕事=アクション・リスト
このリストは、1ヶ月以内までというところがミソです。
1日にインプットされた記憶は、眠っているうちに脳の海馬が整理しますが、海馬の中にはインプットされたままの整理前の記憶のバックアップが3〜4週間残ります。
そこまでなら人間は強く意識し、考えることができます。
それ以上先のことを考えると効率が悪くなるので、1ヶ月以内のことにしましょう。
そして、できた3つのリストをさらに、「重要度」によって分類します。
これは、アメリカのコンサルタント、ブライアン・トレーシー氏の考えた「A B C D法」に、私が改良を加えた方法で、5段階に分けます。
1)非常に重要で、やらないと全体に支障をきたす仕事
2)自分が直接やるべき仕事
3)した方が良いが、しなくても全体に影響が少ない仕事
4)他人に任せて、確認だけする仕事
5)プライベート
これで、リストは完成です。
あなたのやっている仕事、やるべき仕事。
また日常生活を「重要度」と「緊急度」によって整理ができたと思います。
これをすると、本当に必要なこと、やるべきことが見えてくるしょう。
このリストを使って、早速潜在意識に働きかけましょう。
そのためには、睡眠がとても重要です。
海馬は寝ている間に記憶の情報を処理してくれますからね。
記憶の整理は、脳に任せっきりでもある程度はやってくれますが、それではもったいないです。
潜在意識に何をすべきかの指令を的確に与えれば、脳は眠っている間に想像以上の仕事をこなしてくれます。
目的に沿った
「記憶の整理・定着」
「学習の促進」
「記憶の結合」
を行うことにより、起きている時の何倍、何十倍もの情報の処理が可能になるのです。
そのためには、寝る前の5分間が非常に重要となります。
5分間で潜在意識に指令を与えて、明日の仕事を終わらせるのです。
寝ている時間も無駄にしないためにも、まずは、あなたが今やっていることをリストアップして潜在意識に的確に指令を出してみましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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