「最近○○○で・・・」、言ってはいけない言葉を言っていませんか?
歳をとれば、記憶力が低下するのは当たり前!
と思っていませんか?
それは、大きな間違いです!
「最近○○○で・・・」、言ってはいけない言葉を言っていませんか?
これは、脳科学的にも解明されていて、学生時代なら成績が良い人は「頭がいい」と表現されていました。
それも確かですが、しかしこれは正確にいうと「記憶力が良い」ということになります。
社会人になると、記憶力が良いことよりもその時々の状況に応じて、素早い対応ができる「状況判断能力」が大切になります。
ですから、社会人にとっての頭が良いとは、「状況判断能力が優れている」ということなのです。
もともと脳は記憶することよりも忘れることの方が得意です。
正確に、素早く覚えられないようにできています。
例えば、初対面の人と会って、この人の顔立ちと名前を覚えようという時に、写真に撮ったように一瞬で覚ええしまったら、次に会った時は、洋服も違うでしょうし、髪型も変わっているかもしれません。
そうするとその人は、あなたの脳の記憶の中で別人になってしまいます。
ですから脳はあいまいに記憶し、次に会ったときに前回の記憶との共通項を抜き出して認識するという作業をします。
一旦記憶を保留して、繰り返しの中で共通項を探してくるという作業を行なっているのです。
ただし、曖昧な記憶ができるようになるのは、中学生〜高校生くらいからで、これを専門用語で「結晶性能力」と言います。
それまでは、丸暗記しかできません。
結晶性能力は、60歳〜70歳くらいまで伸びると言われています。
30歳くらいから、だんだんと物事がわかるようになって、40歳を超えるともっとよくわかるようになります。
つまり30歳を超えてからが「成功へのチャンス・エイジ」なのです
物忘れが激しくなったのではなく、年齢を重ねるごとに記憶の蓄積量が増えて、思い出しにくくなってしまっただけです。
パソコンも購入当初はサクサク処理してくれますが、年々、記憶容量が増えると処理能力が遅くなってしまいますね。
人間もそれと同じなのです。
ですから、思い出せないときには、「最近、物忘れが激しくって!」などネガティブな言葉を使うのはやめましょう。
潜在意識強烈に入り込み、本当に記憶力や状況判断能力を低下させてしまいます。
思い出しにくいときには、
「最近、記憶の蓄積量が増えすぎて、思い出すのに時間がかかるのよね」
など、ポジティブな言葉がけをすることで脳は活性化し、今まで以上に能力を発揮してくれますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。