固定概念は必要なのか?
あなたは、どんな固定概念を持っていますか?
誰しも、何かしらの固定概念を持っていると思います。
固定概念は必要なのか?
それが、特に強いと「あの人は、頭が固い」など、マイナスに働いてしまいますので、気をつけましょうね。
しかし、脳にとって固定概念はなくてはならない重要な機能の一つです。
「情報処理機能」という観点からみた場合、外から入ってくる大量の情報を、いかに早く処理するかというのはとても大切です。
例えば、あなたは「水」を見た時何と思いますか?
きっと「水だ」と思うでしょう。
これは、固定概念があるからこそ「水だ」と処理できているのです。
しかし、固定概念がなかったら
「これはなんでこんなに透明なのだろうか?」や
「そもそも水って一体なんぞや?」とか・・・
そんなことを考えていたら、らちがあきませんね。
ですから、脳は「水は、水でいいや」ととりあえず置いといて、水を見たら「水だ」と反応することで顕在意識に上がらないようにしてくれているのです。
現代科学ではこのようなことの結果として、固定概念のようなものが生まれてきたのではないかと考えられています。
日々、大量に入ってくる情報を固定概念のおかげで素早く処理できるわけですから、固定概念にも感謝ですね。
また、人間の脳には「見たいものしか見ない」という能力もあります。
だからこそ、自分の興味のあることややりたいこと、叶えたい夢に自然とフォーカスして、それらの情報を一瞬で見つけることができるし、保存し、意識と行動に移せるように指令できるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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