野村監督は“不器用”だった
テスト生からはい上がり三冠王に輝き、監督としても南海ホークスをリーグ優勝、ヤクルト・スワローズを日本一に導いた名監督といえば、野村克也氏ですね。(我が阪神タイガースでは、最下位ながらも
星野監督21年ぶりのリーグ優勝の礎を築いていただきました。)
ご自分のことを不器用と呼び数々の名言を残しています。
野村監督は“不器用”だった
不器用は、最後に器用に勝る
不器用な人間は要領が悪く、何度も失敗するため一定のレベルに達するまでに時間がかかる。だが、試行錯誤を繰り返す中で、おのずと失敗から学び知識や理論、経験則を身に付けていく、という意味だそうです。
他にも、
不器用を恥じることはない。
不器用なことを認識していれば、熱心に研究するし、対策を考える
不器用には不器用な生き方がある
しかし野村氏ほど器用な人間はいないのではと思います。
彼がこれまで一生懸命やってきた日頃の努力や研究が、器用に値するのではと思うからです。
その昔、テスト生だった彼は3年目に一軍にあがり4年目に本塁打王になりますがその後打率が落ち、壁にぶち当たります。
「殴った方は忘れても殴られた方は忘れていないぞ」その時に先輩から言われた言葉にハッとし相手の立場で物事を考えるようになったといいます。
また、投手が投げてくる球をカウント別に整理してそのデータをくまなく研究したり、遠征先で必ずヘッドコーチを食事に誘って野球の勉強をしたり、テスト生からはい上がり、選手兼任監督になった野村氏は、努力や研究に関して器用な人だと思うのです。
この野村氏が何もない状態から成功にたどりついた過程はビジネスにも共通しますよね。
誰も初めから上手くいく人はいません。
慣れないながらも、成長に結び付く情報やテクニックを地道にコツコツと手に入れ思考錯誤しながら少しずつ進んでいく。
野球もビジネスも簡単には成功できませんが地道に努力した者が最後には勝ちます。
身の丈に合った努力を日々継続しているからこそ成功という2文字が最後に微笑むのです。
野村氏のように、器用に努力と研究を重ねていきましょう!
では今日も、いい1日になりますように!
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