今日が人生最後の日だとしたら・・・?
数日前にテレビで4年前に亡くなったアップルの創業者、スティーブ・ジョブズの番組を放送していました。
彼の姿が懐かしく、食い入るように観てしまったのですが彼の晩年というのは感動的でしたよね。
医者からは無理だろうと言われていたけれど息子リードの高校卒業の日までは絶対に生き延びたいそう願っていたところその日を迎えることができたとかそれまで家族との時間をあまり取っていなかったジョブズが結婚20周年記念日に、奥さんと人生をスタートさせた思い出の場所で彼女と最後の記念日を過ごしていたことそしてプレゼントと一緒に最後のラブレターを渡していたこと。
その手紙には感動の言葉が綴られていました。
今日が人生最後の日だとしたら・・・?
世界に影響を及ぼした彼の人生、そしてその最期に感動し涙があふれてきてしまいました。
そのスティーブ・ジョブズといえば、やはりプレゼン力と数々の心に残る名言を思い出しますよね。
今でも心に残っているのが彼がスタンフォード大学卒業式辞で行ったスピーチの一部です。
私は17歳の時、こんな言葉をどこかで読みました。
「毎日、これが人生最後の日と思って生きなさい。やがて必ず、その通りになる日がくるから」
それは私にとって印象的でした。そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分に問い掛けてきました。
「もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」と。
その答えが「ノー」である日が続くと、そろそろ何かを変える必要があるということです。
自分がそう遠くないうちに死ぬと意識しておくことは私がこれまで重大な選択をする際の最も重要なツールでした。
ほとんどのものごと、外部からの期待、自分のプライド、屈辱や挫折に対する恐怖こういったもののすべては死の前に何の意味もなさなくなるからです。自分も死に向かっているという自覚は私の知る限り、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。
我々はみんな最初から裸です。
自分の心に従わない理由はないのです。
死期が迫っていた彼の言葉には重みがありました。
「もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?
「ノー」という答えが何日も続くようなら、生き方を見直せ!人生最後の日であればやることを日々どれだけできているでしょうか?
きっとそんな日は、数えるほどしかないでしょう。
一度決めた目標を途中で変えたり捨てたりすることに人間はかなり抵抗を感じます。
しかし、実際にやってみると、やりつづけても成功の兆しが見えないことはかなりあるのです。
そんな時は目標を変えてもいい、捨ててもいい。
人生の方向転換をしても良いのです。
目標を変えず捨てないことにこだわっていると、
「目標の被害者」になり不幸な出来事がたくさん起き始めます。
ジョブズの言葉を思い出し自分の心の中の声を聞き悔いのない人生を送りたいものです。
では午後からも頑張っていきましょう!
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