真っ暗闇がもたらす効果
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というソーシャル・エンターテインメントを経験したことがありますか?
http://www.dialoginthedark.com/
多くの人が、これまでの人生で経験したことのない漆黒の暗黙の中を歩く、という経験ができるのですがふだん使っている視覚が完全に閉ざされ我々が如何に視覚に頼って生きているかを身をもって感じることができます。
私は、3回、体験しました。いや~、1度行ったらはまりますよ(笑)。
シーズンによってアトラクションの内容が変わるのですが、スタッフの方の話によるとパーティとか合コンに使うグループもいるそうです。
たったの1時間で2人の距離がグッと近くなりますから始めてのデートや付き合い始めたばかりのカップルにもうってつけですよ(笑)。
最初は恐怖や不安を覚えるほどですが、徐々に、何も見えないことに慣れ始め脳が、視覚以外の聴覚、嗅覚、触角、味覚などから情報を得ようと活動をはじめます。
そうなってくると、暗黙の中にいる自分と周囲との対話が視覚から得る情報とは全く違った情報と化し癒しを得られるまでに変わるのです。
真っ暗闇がもたらす効果
私達の日常は、3分の1が視覚的情報により支配されています。
“他人からどう見られているか”
“自分がどういう顔をして他人に接しているのか”
化粧をしたり、着る服に気を遣い、見た目、視覚にかなり支配されているのです。
そういった視覚情報が完全に遮断されることにより「見た目中心の価値観」では見えない本質的な部分が見え、解放感と喜びが得られるのです。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「まっくらな中での対話」を一度経験すると視覚が邪魔してこれまで知り得なかった能力を発見できるのかもしれません。
さて、真っ暗な中での対話とまではいかなくても普段、私達も、真っ暗な状態の中で睡眠をとることは非常に重要です。
しかしながら、現代人の生活ではこれが意外に、難しいですよね。。。
ですが、可能な限り真っ暗な状態で寝ることがよい、というのには理由があります。
人間の体内時計をつかさどる視床下部に光が入ることにより人は深い眠りを妨げられます。
ですから、パソコンや携帯などから漏れる明かりや窓から差し込む街灯の明かり天井の豆電球なども完全に消して真っ暗な中で寝ることで視床下部への光を遮ることができるのです。
また、暗くする以外にも寝る前に見るものにも気を付ける必要があります。
実は、寝る5分前に見たものは夢のなかで再生される回数が多くなります。
部屋の中に、ネガティブな写真やポスターを貼っていたり、寝る前に殺人事件などのニュースをみると、それらが夢の中で再生されますので避けるようにしましょう。
代わりに、心が落ちつき、ワクワクする物を置いたり憧れている人のポスターや写真を置いておくと無意識のうちにそれらが夢で再生されよい影響を及ぼすようになります。
因みに、私は、枕元にディズニーの「魔法のランプ」や頂き物の「七福神の財布」などを置いていますよ。
寝る時は部屋を暗くし寝る前には、よい情報を見聞きするとよい睡眠がとれるのです。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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