バレンタインデーは脳が喜ぶ日?
今日はチョコレートのお話をしましょう。
日本のバレンタインデーではこの期間だけで、1年で販売されるチョコレートの約12%が販売されているそうです。
そして今年、働く女性のチョコレート購入率は81%チョコレート購入予定者の平均予算は「4,986円」で
2年前より831円アップ!しているそうです。
また、チョコレートを購入する目的も変わりつつあり
1位: 「仕事の義理チョコ」
2位: 「自分へのご褒美チョコ」
3位: 「本命チョコ」
・・・本命チョコのランキングが3位へ下がってきているのが現状のようです。(マクロミル:バレンタイン実態調査2015より)
バレンタインデーは脳が喜ぶ日?
自分へのご褒美チョコレートを買うという事実に時代の変化を感じますよね。
しかし、愛しい人に贈るためだけでなく家族や友人、自分にチョコレートをあげる日へと形を変えても、未だに存続し続けるのがバレンタインデーのすごいところだと思いませんか?
なぜこれほどまでに日本に浸透するようになったのか?
その理由を少し考えてみました。
そもそも日本にバレンタインデーが伝わり現在の形のバレンタインデーが始まったのは1950年代だそうです。
そして「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」が定着したのは、1970年代になってから。
またチョコレートを用いて、愛を告白することを提案したのはメリーチョコレート(株)だといいます。
今でもこの日にチョコレートを贈るのは日本独特の習慣だそうです。(ロッテHPより)
メリーチョコレート(株)はチョコレートとバレンタインデーをよく結びつけたものだと感心してしまうのですが、このイベントとチョコレート、どれも脳にとって嬉しいものであると言えると思うのです。
恋人に愛を告白する日とされるバレンタインデー。
実は幸福な時に脳内で分泌されるドーパミンが一番放出されるのが恋愛なのです。
恋愛、異性を想う時、人は自分の子供を想う時以上にこのドーパミンを分泌すると言われています。
ですから、この日は脳が一番活性化される日なのですよね。
またチョコレートなどの甘い物を想像するだけでリラックスした気分になりませんか?
甘い物を食べたり思い浮かべることは脳の緊張がほぐれる一瞬でもあるのです。
そしてこの甘い物からは脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖にすぐにとれます。
脳はブドウ糖という栄養素をすぐに甘い物から取り入れることができるのです。
バレンタインデーは色んな意味で脳が喜ぶ日だったんですね。
チョコレートを買う目的や、あげる対象が変わったとしてもこのイベントが存続し続ける背景には脳が喜ぶ日であるというのが理由としてあげられるのかもしれません。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしください!
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