「定量的」指示がもたらす効果とは?
「定量的」「定性的」という言葉を聞いたことがありませんか?
この言葉の意味を調べてみると、「定量的」とは、対象の状態を連続する数値の変化に着目してとらえること。
「定性的」は、対象の状態を不連続な性質の変化に着目してとらえること。とあります。
定量的に表すとは、具体的な量や数値を用いて示すこと、定性的に表すとは、その性質や特性を表すことです。
簡単に言うと、数字ではかれるか数字ではかることができないかの違いであるとも言えます。
「定量的」指示がもたらす効果とは?
さて、私達がビジネスをする上でもこの“定量化”という考え方がとても重要になってきます。
例えば、「今年は売上目標・前年比105%」という目標を掲げても、多少やる気にはなるものの・・・具体的に何をすれば良いのか分かりませんよね?
経営者であるあなたには分かるかもしれませんが従業員には何をしていいのか分からないはずです。
そこで、この目標を、単価や顧客数、サービスや商品の具体的な数値目標に変えるのです。
すると、原価率や固定費の数値がはっきりと見えてきます。
この数値が見えてくると具体的な行動目標へ落とすことができるのです。
もしあなたが経営者であるなら可能な限り「定量的な記述」で目標を掲げビジネスを進めることをお勧めします。
社員一人ひとりの具体的な行動につながる定量的な指示や目標が、結果として具体的な会社の売上として現れてくるからです。
では午後もがんばっていきましょう!
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