花粉症は記憶の病気(1)
ひょっとして、あなたは花粉症ではないですか?
この時期になると、花粉症が始まった〜と辛そうな表情をしている人が出てきますよね。
私も若い頃、かなり辛い花粉症に悩んでいた一人でした。
目はかゆく、鼻水は出るし、咳も止まらない・・・花粉症にお悩みの方はこの気持ちがお分かりいただけると思いますが本当に辛いものですよね。
しかし!ある方法を試すことにより私の花粉症は見事になくなったのです!
その方法とは私の友人で元大学陸上部の監督だったSさんに教わった方法で、「脳のイメージ・トレーニングで花粉症を克服する方法」なのです。
花粉症は記憶の病気
Sさんは、花粉症の駅伝選手がマスクをしながら走るとタイムが落ちるので、なんとかならないか?
と、いろいろ試しているうちに以下の方法を編み出したそうです。
それではまず、花粉症のメカニズムからお話ししましょう。
花粉症はアレルギー性の病気です。
花粉があなたの鼻や口、目から体の中に入ると体の免疫機能が活性化して花粉を異物と見なし外に出そうとします。
その結果、目がかゆくてどうしようもなくなったり、鼻水が止まらなくなったり咳が出たりするのですよね。
ではどのようにすればこの症状を和らげたりなくしたりすることができるのでしょうか。
花粉症は脳科学的に見ると、「記憶の病気」なのです。
異物である花粉を体の外に出そうとする記憶が脳で再生されることにより少量の花粉しか飛んでいなくても脳が勝手に花粉を外に出そうとする動きを開始してしまうのです。
例えば、過去に生の刺身を食べて戻してしまったという経験がある人は、生の刺身をちょっと見ただけでその経験が思い出されますよね。
ほんのちょっとの刺激で、記憶の中にある最悪の状況が再現されてしまう・・・これが花粉症でも起こるのです。
普段より少ない量の花粉が飛んでいるのにテレビやコマーシャルで花粉症の話題を聞くだけで目がかゆくなったり、鼻水が出てきたり花粉が大量に飛んでいるような症状が出たりします。
これは脳に記憶されたものが再現されてしまっているためです。
これを防ぐには、まずテレビや街中で天気予報や花粉の飛散情報を目にしないことです。
また街中やオフィスでマスクをしている人をみたら花粉症なんだと思うのではなく、風邪なんだなあ〜と思うことが大切です。
“あの人、花粉症なんだ”“今、花粉が多く飛んでいるんだ”そう思うだけで、一気に目がかゆくなり鼻水が出てくることでしょう。
もしあなたやあなたの周りの人達が花粉症で辛そうにしていたら、今までに話したことを教えてあげてください。
これだけでも、症状が大分ましになりますよ♪
明日は、さらに具体的な花粉症の記憶を書き換えるワークをおつたえしますのでおたのしみに。
(あくまでも個人的なアプローチであり、医学治療ではありませんし、 効果を保証するものでもありません)
では午後からも頑張っていきましょう!
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