行動しないお客様を動かすものは?
東京ディズニーワールドの近くで働いている人が以前こんなことを言っていました。
「いつでも行けると思うと逆に行かなくなるんだよね」
同じように、大阪のユニーバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の近くに住んでいる人は、あまりUSJには行かないでしょう。
東京に住んでいる人は、東京の観光名所には頻繁に訪れないかもしれません。
いつでも行けるという安心感が行動しようという気持ちを起こさないためでしょうか。
ではそこに期限が付いていたらどうでしょう?
行動しないお客様を動かすものは?
先日あるクリーニング店の回数券があと数週間で切れることに気づきました。
有効期限が切れる、たったそれだけのことですがクリーニングが必要な洋服はないだろうかと家の中を探し回っている自分がいたのです。
このように人間は、差し迫る期限を提示されると積極的に行動しようとしますよね。
行動できる時間が限られることで、焦りを感じ、行動しようという気持ちにかられるのです。
残された時間を考えると行動のエネルギーが湧いてくるそんなところでしょうか。
ビジネスにおいても、お客様の行動を促すために期限を設けると効果があるのかも知れません。
例えば、有効期限が長いクーポンよりも有効期限の短いクーポン。
賞味期限が長い食べ物よりも短い食べ物、営業時間を長くするよりも短くするなど、期限(限定性)はお客様の心理状態を変え行動意欲を起こしてもらえる重要な要素です。
あなたのビジネスでも試してみると良いかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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