一瞬で相手の心を開く方法
「深夜のタクシードライバーとのラポール(心の懸け橋)の取り方」
これを聞いて、ああ、あの話だと思う方はかなりの中井隆栄通ですね!(笑)
この話は、私ならではのユニークな試みだったと思うのですが、、、
知らない方のために説明いたしますと、その昔、私はラポールを知らない人と取れるかどうか試しておりその相手としてラポールを取ることが難しいと思われた疲れて、無愛想な、東京の深夜タクシーのドライバーを選んだのです。
深夜東京を走るタクシーのドライバーと上手くラポールが築ければ、私の腕も確かであろうと思い切って深夜タクシーの中で試したのでした。
一瞬で相手の心を開く方法
そこでのポイントは、まず相手をホメること!
「運転手さん、この道、今日始めて知りました。こう行くと近いんですか?」
「うわあ、今日は近道を知って、得した!」
運転手さんとの距離を縮めるには相手をホメることが一番です。
ラポールが取れ、信頼関係ができあがるとまず、1メーターぐらいは、まけてくれます。
私はこれを、何度も成功させていますので自信を持って言えます。
深夜のタクシードライバーとラポールが築ければあなたのラポールの腕は本物であり且つ、タクシー代もまけてもらえます!
さて、第87回目のポッドキャストでは、
長野県蓼科の私の別荘で行われた「経営理念策定セミナー」に参加いただきました名古屋からお越しの税理士のITOさんのラポールについてのご質問に、合宿の合間にお答えしています。
では、税理士のITOさんからのご質問です。
「ラポールをかける時の架け橋のイメージや実際に掛かっている時の体感覚、またそれを確認する方法があれば詳しく教えてください。また、ラポールが切れそうになった時のシグナルなどはございますか?」
答えは、こちらのポッドキャストをダウンロードしてお聞きください。
↓↓↓↓↓
http://itunes.apple.com/jp/podcast/xingsena-cheng-gong-zhe-yu/id511213513
以前のポッドキャストでも取り上げましたがラポールは心の架け橋といわれており自分と相手の心がつながっているというイメージのことです。
特に、セールスをしている方はまずお客様とラポールと取るというところから始めると、商談が進みやすいといいますよね。
では先ず、ラポールのかけ方からですが、私は自分の胸から、相手の胸に架け橋がかかっているようにイメージします。
そして、相手の胸から、自分の胸にも同じように架け橋がかかってきているイメージを持ち自分の胸が温かくなるような感覚を持つことで相手とつながったイメージをします。
他にも、自分の両手が相手の肩に伸び相手の手が自分の肩に伸びてお互いの心が通じ合うと両手が温かくなるというイメージをすることもできます。
脳科学的に見ると、人間の脳では次の3つのシステムが働いています。
- モニター(警戒)システム
- シンパシイ (共感)システム
- エゴイズム (自我)システム
そしてラポールはシンパシィ(共感)システムの働きの中に入るのです。
シンパシィ(共感)システムは、相手に興味を持った瞬間に動き出し相手の良いところを見つけようとするシステムで自分が相手に興味を持った瞬間に相手も自分の脳の周波数を感じ取りラポールが取れるとされています。
また、ラポールが取れているという確認は相手からの架け橋が、自分の中で温かくなるというイメージを持つことで確認に似たものが自分の中で得られます。
そして、ラポールの切れそうな時は相手のしぐさや動作で分かるものなのですよ。
例えば、相手が、腕を組んだり、背伸びをしたり時計を見るなどしたら、ラポールが切れかけている証拠です。
そんな時は、自分の話をやめて「何か質問はありますか?」といった質問を相手に投げかけてみてください。
相手が質問に答えることでラポールを取り戻せるはずです。
このラポールというのは、ビジネスやセールスだけではなく恋人、友人、家族に対しても使えるのでぜひ使ってみてくださいね!
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
パレートの法則を知るとビジネスの効率が上がる
中井 隆栄
-
実績とノウハウが行動を促す
中井 隆栄
-
過去や未来を案じ、悩むことがない○○
中井 隆栄
-
外注スタッフを選ぶポイントは・・・
中井 隆栄
-
リピートと口コミで広がるビジネス
中井 隆栄
- PREV
- 黄昏時はセールスに有利か?
- NEXT
- セールスが20%以上話すと破談になる