他人の短所ばかりが気になる時は?
短所は、長所よりもよく見える、なんてことありませんか?
仮に、新しい洋服を買いにお店に行ったとしましょう!
手に取った洋服の端、あるいは生地の裾から長い糸が伸びていたとします。
他の部分は何も問題がない服でも長い糸が伸びているだけで欠陥品のように見えてきませんか?
立派に仕立て上げている他の服と何も変わらないはずなのに切られていない糸があるということに注意がいってしまい他の良さが見えなくなりしませんか?
このように、人間は良いことと悪いこと、短所と長所を目の前に並べられると自然と短所に目がいってしまうという傾向があります。
また短所と長所を並べられると長所を直ぐ言えないという状況に陥ってしまうのです。
同様に、誰かがあなたに、良さや強みを質問するとしましょう。
恐らく、ご自分の良さや強みが、なかなか出てこないのではないでしょうか。
代わりに、欠点や短所、悪い点ばかり出てくるなんてことになるでしょう。
他人についても、その人の良さや長所より短所や嫌なことをされた方が強く心に残ってしまったり往々にして、人は自分のことであれ他人のことであれ、良い点よりも悪い点に意識が行くようにできているのですね。
そのため、ご自分の良い点がすぐに出てこないことも仕方のないことで、ご自分の売りについても「私の売りは○○です」と強く言える人はほとんどいないのです。
他人の短所ばかりが気になる時は?
もしその状況から抜け出したい場合は、自分に問いかける時間と持つと良いでしょう。
人は普段から、あまり考える時間を取っていません。先ずは自分がどのような良い点を持っているのかご自身に問いかける時間を取ってみるのです。
「果たして、自分の良い点はどこだろう?」
このように問いかけてみてください。
自然と意識がいってしまう短所や悪い点が消されて、ご自分の長所や良さが見えてきますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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