パワハラ上司への対峙法
人と話をしていて、楽しくて話が乗ってくるときと なんだかトーンダウンしてくるときがありますよね。
これは何故だろう? と考えてみると、原因は相手の反応によるものが 大きいことに気づきます。
相手が楽しそうに、且つ興味深そうに 自分の話を聞いてくれているときは 決まって乗ってきますよね。
反対につまらなそうな顔をされたり 話に興味がないような態度をされると 一気に話す気が失せてきます。
セミナーや講演会など 大勢の前で何か話をするときも同様です。
相手が喜んで聞いてくれていると思うと もっと話をしてあげたいという気分になります。
これら相手の行動を心理学用語で ペーシングとディスペーシングと言います。
パワハラ上司への対峙法
ペーシングとは同調行動のことであり ディスペーシングとは反同調行動のことです。
笑顔で話す人に笑顔を返してあげるのが ペーシング。
早口で話す人に、早口で応じてあげるのも ペーシングです。
でも相手が笑顔で話しているのに不機嫌な態度で 応じるのはディスペーシング。
共感していないため、 当然話している相手も不快になり、話すのをやめることでしょう。
しかし・・・このディスペーシングも 使いようによってはとても役に立つのです。
例えば、上司のパワハラ、あるいは亭主のモラハラ? 被害を受けている人は、 ディスペーシングを使って、相手の意図しない反応をしてみると良いのです。
例えば、パワハラ上司が過剰に激怒してきたとしましょう。
それにペーシングしては、相手の態度を認め、助長することになりかねません。
そこで冷静さを保ち、 相手が意図しない態度で対応してみるのです。
パワハラ上司は、誰もがペーシングすると思っています。
そんな相手には同調行動ではなく 反同調行動をとってみましょう。
反同調行動により相手の態度が余計に エスカレートする可能性はありますが、人間の心理上、その反対も多いにあり得るのです。
上司が人間として学ぶ機会を 作ってあげることができるかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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