謝っても相手が許してくれないのは?
人と話をしていて、 なんだか今言った事本心じゃないよね〜 と感じたことはありませんか。
この人、今、心にもない事言っているなあ と感じた経験は、一度や二度ではないはずです。
また逆にあなたが相手に対して 一生懸命謝っているのに いつまでも相手が許してくれない、 なんてこともありますよね。
謝っても相手が許してくれないのは?
相手の言葉と本心が違うように感じる、 また相手があなたの言葉と本心が違っているように感じる、といったこの2つの現象には あることが共通しているのです。
それは・・・ 実際のところ言葉で言っている事と、本心が一致していないということです。
言葉では謝っていても 心の中が謝っていないからです。
心の片隅で 「自分の責任じゃない」 「ただ謝っとけば丸く収まるはず」 そんな気持ちがちょっとでもあると 不思議とそれが相手に伝わってしまうものです。
人間は言葉意外にも表情や態度など 無意識の部分で常に何かを伝えています。
目が口ほどにものを言ったりするので、表情や態度が言葉と矛盾していると、相手は言われた言葉を素直に受け取る事ができないのです。
同じように、相手が何かを「許す」と言っても 本当に許されたのかどうかは分かりません。
仲直りしたはずなのに、その後の関係がギクシャクするのは 許す側も謝る側も、お互いの本心から 許し、謝る事をしていないからだと言えます。
「でもやっぱり、あなたが悪いよね」
「でもそもそもそんなことしなければよかったよね」
本音の部分が言い切れていない時こそ 後の関係はぎこちなくなるものです。
「本音と建前」という言葉が存在するように 言っている事と本心が異なるなんてこと 日常茶飯事ですよね。
そこで矛盾なく相手と分かり合うための方法を お教えいたしましょう。
相手と上手く付き合いたいと思うのであれば “そもそも人間というのは矛盾を抱えた生き物なのだ” ということを最初から頭のどこかに入れておくと良いでしょう。
また自分でもこれまで相手に対してしてきたであろう、本心とは異なる無意識の表情やメッセージの存在に気づかれることをお勧めします。
そうすることでまずはあなたから、 心の中で思っていることと発している言葉の矛盾を 理解していくのです。
そうすることで、人との会話において表情や態度と言葉の矛盾は当然生じるものだと考える事ができるようになるでしょう。
日本人は本音と建前の世界に生きています。
分かりにくいですが、それが生活の一部なんですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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