当たらないのに宝くじを買うのはなぜ?
次のような質問をされたら、あなたはどう答えますか?
①「手術をしても生きられる可能性が○%ですがこの手術、受けられますか?」別の質問です。
巷にはドリームジャンボ、ロト7など様々な宝くじが出回っていますよね。
当たる確率がほんの数パーセントであることは間違いありません。
②「当たる人はほんの一握りの人だと思いますがあなたはこの宝くじ、買いますか?」
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ちょっとだけ考える時間は必要ですが、おそらくあなたが出す答えは「はい、その手術、受けます。」「はい、その宝くじ、買います。」ではないでしょうか!?
これを証明するかのようにサルを用いたこんな実験もあります。
サルがAを選ぶと、150リットルのジュースをもらえBを選ぶと、200リットルか100リットルをもらえます。
さて、サルはどちらを選ぶ傾向が強いでしょうか?
ではさっそく、答えをお教えしましょう。
答えは、Bです!Bを選ぶ傾向は、Bのジュースの量を250リットルか50リットル得られるといったように差を更に広げるとより強くなるそうです。
当たらないのに宝くじを買うのはなぜ?
この際、サルの脳の「後帯状皮質」と呼ばれる脳部位がリスクを感知しています。
サルも人間も本質的にはリスクを好む傾向があり“ギャンブル好き” なのかもしれませんね。
確かに、人生においてはリスク感覚があり毎日ドキドキ、ワクワクしている方が楽しいですよね?!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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