人間の自己防衛本能とは?
自己防衛本能という言葉を聞いたことがありますか?人間は誰しも自己防衛本能というものを持っています。強弱の差があり、強い人は自分の優位性を確保するために攻撃的になったりするのです。
人間の自己防衛本能とは?
具体的には、自分の正当性を主張したり責任は自分ではなく他人にあるといったことを周囲に知らしめることで自分を守るのです。
その良い例が次の会話にも表れています。
「ねえねえ、次の人事で○課長が部長に昇格するらしいよ」
「そうなの?でもさあ、あの人リーダーシップに欠けるから部長になっても上手く行かない気がする〜。私達に対しては何も変わらないんじゃないの?」
「社長秘書の○○さん、今度結婚するらしいよ」
「あー知っている〜。それも相手を自分から強引に結婚させる気にしたらしいよ。そうでもしないとあの人みたいに気が強い人は結婚までたどり着けなかったのかもしれないよね」
会社にいる女子社員同士の間でこのような会話を聞いたことがありますよね。でも聞いていてあまり気持ちが良いものではありません。
しかしこれらも、人間の自己防衛本能が働き自分の劣勢を認めないようにしている結果なのです。
自分の劣勢を認めたくないという本能が無意識に自分を守ろうとしてしまうのです。
ではどのようにすればこの本能に打ち勝ち気持ちの良い反応ができる人になれるのでしょうか?
それは脳の回路を共感脳に書き換えることです。
「他人の成功や幸せ」=「自分の敗北(不満)」ではなく、
「他人の成功や幸せ」=「自分の成功や幸せ」という回路に脳を書き換えるのです。
先程の会話をもう一度見てみると、
「ねえねえ、次の人事で○課長が部長に昇格するらしいよ」
「そうなんだ。彼が部長になったら会社も会社もますます発展するね!」
「社長秘書の○○さん、今度結婚するらしいよ」
「そっかあ、おめでたいね。何か一緒にお祝いしてあげようよ!」
相手の幸せや成功に共感する会話になっていますよね。『幸せな成功者』を目指すなら他人の成功や幸せに共感し、心から喜び自分のことのように受けとめることのできる「共感脳」を日々トレーニングしていきましょう。
共感脳は幸せ作りの大切な条件です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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