脳は眠っている間もフル稼働している
脳は眠っている間もフル稼働しているので眠っている間に問題解決や仕事を終わらせると良いんですよ〜という話は良く耳にしますよね?
私自身もその話を良くしているのですが何故それができるのかまず脳が睡眠中に行っていることを理由をご説明しましょう。
脳が睡眠中行うことは大きく分けて3つあります。
○脳にある海馬がその日1日あった記憶の整理をする「記憶の整理・定着」
○睡眠中の記憶の整理により眠っている間に記憶が成長していく「学習の促進」
○その記憶同士が側頭葉で結合され新しいアイディアなどが生まれる「記憶の結合」
私達が起きている時より眠っている間の方がこれらの仕事を何倍、あるいは何十倍もこなしてくれるのです。
これらはただ脳がやりたいように毎日何もせず寝るだけでもある程度はできるのですが的確な指令を出すと想像以上の仕事をしてくれるのです。
その指令を出せるのが寝る前の1時間前よりも5分前であると言われています。
寝る前の5分間で、明日の予定や仕事のスケジュールをインプットすることで究極のタイム・マネジメントができてしまうんですね〜
やり方はまず、明日すべき仕事を優先順位の高い順に脳にインプットします。
そして“達成したというイメージを持つ”のです。
脳は眠っている間もフル稼働している
きちんと達成したイメージが持てれば潜在意識はあなたがこの仕事を達成したものと思い込んで、明日その通りに動いてくれるでしょう。
ポイントは、できる限り具体的にイメージすること。
お客様の名前や顔、商品ならばカタログを見て現実に即したものをインプットすると良いでしょう。
そして最後に「●●業者との打合せの席に臨んだ」と過去完了形で紙に書くと効果は抜群。
後は寝るだけで、次の日に起きたときには達成した仕事として脳の中に必要手順が用意されていることでしょう。
それでは早速実行をしてみてくださいね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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