「友達のジョンがあなたのことを……」
第三者から自分の評価を間接的に聞く方が目の前の相手から直接的に聞くよりも効果があるという話を聞いたことがありませんか?
「○○さんて頭が良いですね」と目の前の人から直接言われるよりも、、
「友達のジョンさんが、○○さんのこと頭が良いって言ってましたよ」
と言われる方が、なぜか数段嬉しく感じます。
なぜでしょう??
それには2つ理由があります。
「友達のジョンがあなたのことを……」
1つ目の理由は、人は直接自分のことを褒められるとお世辞で言っているのでは?と勘ぐるクセがあるから素直に聞けないとうことです。
理性のチェックが働き、直接言われた言葉を否定したくなったり疑問に思ったりしてしまうのです。
2つ目の理由は、目の前の相手ではなくそこには居ない誰かが言っていたという事実に対して肯定や否定する必要がないため客観的事実として聞くことができるということです。
直接、頭がいいですねと言われたときには“いや〜そうでもないですよ”と否定したくなることもあると思いますが第三者が自分を頭が良いと言っている事実に対して“いや〜そうでもないですよ”と否定することはあまりないはずです。
言っていた事実として素直に受けとめることができるのです。
このような理由から、目の前の人から自分のことを直接伝えられるより第三者が言っていたと、言っていた事実を間接的に伝えられる方が人は話を受け入れ易いものなのです。
この方法は、「友達のジョン話法(My friend John technic)」と呼ばれています。
「友達のジョンが、あなたのことを頭が良いって言っていたよ……」って感じです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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