30歳を過ぎても伸びる能力
「頭が良くなるのは30歳を過ぎてからですよ」と誰からに言われたらあなたは信じますか?
私の気分を良くする為に故意に言ってくれているのだろう
そう思う人がほとんどでしょう。
私達は、子供の方が脳が柔軟でたくさんのことを覚えることができると教えられてきました。
そのため30歳になると脳が硬直し新しいことを受け入れられないと思いがちです。
でも一般に言う“頭が良い”というのはいったいどういうことなのでしょうか?
生徒や学生の頃、私達の頭の良さはテストの成績が良いかどうかで判断されてきましたね。
教科書に書かれていることをどれだけたくさん覚えているかがテストの成績となって表れていました。
若い頃の頭の良さは記憶力の善し悪しだけで判断されてきたようなものですよね。
しかし大人になると、頑張って記憶した情報や知識の量はほとんど問われず
仕事上の判断能力が優れているか?
仕事の処理能力が優れているか?
管理能力があるか?
といったような、別の尺度で頭の善し悪しがはかられるようになります。
30歳を過ぎても伸びる能力
子供の頃、記憶力が良く優秀な子が有名な大学を卒業して社会人になっても、人間関係が上手くいかなかったり企業の中に上手く溶け込めなかったりするのは、大人になると記憶力以外の能力が必要になるためです。
正確に言うと、大人になると「状況判断能力」が必要になります。
この状況判断能力というのは大人になってから伸びる能力です。
30歳を過ぎてからこれらの能力が伸び、社会人として成功できるかどうかが掛かってきます。
また大人になってから伸びる能力に「結晶性能力」と呼ばれるものがあります。
結晶性能力はお稽古事などで毎日練習を重ねることにより伸びる能力です。
結晶性能力は年齢に関係なく年をとっても少しずつ成長し続けます。
人によっては70歳まで伸びると言われているほどです。
ですから大人と言われる30歳になってもあるいは70歳でも、違った意味で伸びる能力はたくさん存在するのです。
その能力を伸ばして30歳を過ぎてからでも頭の良さをキープし続けていきましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
あなたが見ている景色は脳が勝手に・・・
中井 隆栄
タクシー運転手の「海馬」は大きい?
中井 隆栄
お金のトラウマ解消法
中井 隆栄
心と体、思考はつながっている
中井 隆栄
フィルターを取り除いて見れば?
中井 隆栄
- PREV
- 寝室と観葉植物は合う?!
- NEXT
- 挨拶ができない大人がいるのはなぜ?