報われない状態で努力を続けるか否か?
“どんなに努力しても結果に結びつかない。そんな状況でも頑張って続ける必要はありますか?“
そんな質問をしてくる方がたまにいらっしゃいます。
今のこの苦しみを乗り越えれば絶対に何かが起こる……
未来に少しでも光や希望が見えるなら、今の努力を続けていても良いでしょう。
報われない状況で努力を続けるのは脳にとっても良い状態ではなく、あるものがない限り、時にいつまでたっても結果にたどり着かない。
悪循環をもたらすと、脳科学者の茂木健一郎氏は言います。
報われない状態で努力を続けるか否か?
「自分が努力すれば良い結果になる可能性があるのであれば良い状況だと思います。
その状況に向き合うことで自分が成長できる「伸びしろ」があるかどうかです。
逆に、自分がどう努力しても悪い結果にしかならないのは悪い状況です。
この状況を避けることは、僕は決して“逃げ”ではないと思います。
結果をもたらす良い状況というのは自らが自主的に動いている時です。
可能性や伸びしろに期待が持てて、それに向かって頑張ろうと自主的に動けるのであれば、まだ結果に結びつく可能性があります。
それが仮に、他人から圧力をかけられている強制的にやらされている状況では、結果は遠いと言えるのでしょう。
仕事や学習への結果が期待できるのは、自分が何かに期待して脳の学習回路が自主的に回っているときです。
“どんなに努力しても結果に結びつかない”
そんな疑問を持ったら、一度、その先に、かすかな希望や伸びしろを見ることができるか、それにより自主的に動くことができているかをチェックしてみると良いでしょう。
今の努力の先に、未来への希望や夢を見ている状態であるかどうかが、結果が出るか否かの違いであるということができるのでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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