寝ないと太る?
人は人生の3分の1の時間を睡眠に費やすといわれています。
しかし現代人の睡眠時間は徐々に減ってきているという話を聞いたことがありませんか?
眠りについて研究をしている全米睡眠財団(NSF)の調査によると米国、カナダ、イギリス、ドイツ、日本、メキシコのうち平均睡眠時間が最も低かったのは日本だといいます。
その時間は、6.22時間だそうです。
適切な睡眠時間が4.5〜7.5時間であるなかそれを確保できている日本人は20%にも満たないとか。
SNSやスマホの普及で寝不足になっていることも理由の一つに考えられますがもともと勤勉な日本人は、眠ることに関心が薄いのでしょうか。
日本人の慢性的な睡眠不足をなくしたいものですね。
さて、その睡眠不足ですが、睡眠時間が少ないと太るという話を聞いたことがありませんか?
寝ないと太る?
その原因はホルモンの分泌にあります。
人が睡眠不足になると、食欲が増す食欲増進ホルモンが分泌され、食欲を抑える食欲抑制ホルモンの分泌が減少するのです。
起きている時間が長いと、空腹感や食欲が増し肥満になるリスクが2倍に増えるそうですよ。
食事や運動をして努力しているのになかなか痩せられないという人はもしかしたら十分な睡眠がとれていないのかもしれません。
睡眠には他にも次のような効果があります。
- 身体の疲労回復、細胞の新陳代謝
- 脳のオーバーヒートの防止
- 免疫力の強化
- 体内時計による生理周期のセット
- 記憶の整理、保存、学習の定着
「寝ないでがんばる」というのもたまには良いかもしれませんが睡眠には様々な効果があることを覚えておきましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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