エディさん、感動をありがとう!
昨年イングランドで開催された、ラグビーワールドカップ(W杯)で日本ラグビーが大快挙を遂げました!
世界ランキング第3位で優勝候補の南アフリカチームを破り、日本ラグビー代表チーム(世界ランキング第13位)の活躍ぶりがメディアを通じ世界中の人々に伝えられました。
興奮してビデオを何度も見直したために寝不足気味になってしまいました(笑)五郎丸がペナルティ・キックをきっちりと決めたのも勝因の1つですが、なんといっても、第1次ディフェンス・ラインの強さが光りましたね。
ラグビーファンになってから35年がたちますがあんなにしっかりとしたジャパンのディフェンスをテストマッチ(国際試合)で見たのは初めてです。
マイケル・リーチ、恐るべし。日本のラグビーをここまで強くしたのは、2012年にヘッドコーチ(HC)に就任したエディー・ジョーンズ氏に他なりませんよね。
エディー氏はHC就任後、2015年のW杯を念頭に置き、チームの強化を図ってきたといいます。
今回の勝利は、選手の自信のなさを払拭し、世界レベルでも対等に戦えるという自信と力を着実に付けてきた結果でしょう。
テニスの錦織選手といい、最近世界レベルで活躍できる日本人選手が増えてきましたね。
これから益々、観戦が楽しくなりそうです!
エディさん、感動をありがとう!
さて、スポーツ選手のマインドの変化は日本人が世界レベルでビジネスをするときも同じですよね。
世界中の人々と交渉し、対等に戦っていく為には日本で美徳とされている控えめな考え方を一旦、見直す必要があります。
周りの人間や相手の気持ちを尊重し明言を避けて相手に理解してもらうとするのは外国では通じません。
それどころか外国人は「はっきりしない人間だ」「明確な考えを持たない人間だ」更には、「自信がないのだろうか?」と思ってしまうのです。
心と体は連動するため、控えめな言動をとるとマインドも自然と控えめになってしまいます。
錦織選手のコーチ、マイケル・チャン氏が錦織選手にかつてこんなことを言っていました。
「長年あこがれてきた選手が目の前にいる、ついに夢の対戦できる!そう思った瞬間、お前は負けている」と。
対戦相手が夢にみたあこがれの選手だったとしてもそう思ってしまった瞬間、勝てない、勝ってはいけないという思いにかられてしまい、本来の力が出せなくなってしまうのでしょう。
相手の体が自分より大きい、肌の色が違う話している言葉が分からない、何となく自分と違っている・・・
相手よりも控えめに弱い立場にあると思っただけで気持ちが一気に弱くなってしまいます。
スポーツでもビジネスでも世界レベルで活躍し勝利を納めるためにはまず、相手と世界で対等に戦えるマインドにすることが必要不可欠ですね。
エディー・ジョーンズ氏や、マイケル・チャン氏はスキルももちろんですが、選手に強いマインドの持ちようを教えているに違いありません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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