視覚を100%シャットダウンしたら?
先日暗闇でアルコールを飲んだり、香りを楽しんだり、メンバー数名と穴にボールを入れるアクティビティを楽しんだり普段100%頼り切っている視覚以外の感覚を存分に使ってきました。
視覚に頼らない環境に普段よりもエネルギーを消費しましたが新鮮さも覚えましたよ。
暗闇をガイドしてくれるスタッフの方も全員視覚障害者なのには驚きます。
当たり前のことですが、暗闇では健常者よりも視覚障害者の方が障害なく行動できるのです。
この環境を経験すると、普段、視覚障害者を見る目が変わるかもしれませんよ。
人間の視覚が有るか無いかは、紙一重なのですね。
このダイアログインザダークで感じたことは人は視覚に頼れないとなると聴覚を一生懸命働かせて行動の判断材料にするということ。
視覚を100%シャットダウンしたら?
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」を覚えていますか?
人は、話し手が話す内容の7%を言語的な情報から38%を話の速度といった聴覚的な情報から55%を表情などの視覚的な情報から得ています。
視覚が半分以上を占めているのですね〜それが全てシャットダウンされてしまう訳ですから普段7%しか頼っていない聴覚に必死で頼ろうとするため恐らく大半の人は、疲れを感じます。
しかし面白いことに、暗闇での会話は話がぶれたり、かぶることがありません。
また人の問いかけに答えない人が誰一人としていないのです。
他人の発言をきちんと聞いて回答するそんな空気が自然と生まれます。
ですからもし、会社の会議室で議論すると方向性がずれてしまうなど上手くいかない場合は暗闇で議論すると良いかもしれません。
真っ暗闇な環境では何か新しい発見が必ずあるはずですよ。
ぜひ、あなたも一度、ダイアローグ・イン・ザ・ダークを体験してください。
人生観が変わること、請け合いです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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