パーフェクトカスタマーの想定&活用法
人間の脳の海馬は寝ている間に起きている間の20〜40倍の早さで情報処理をします。
それだけでなく、寝る直前に見た情報が海馬のなかで再生されることも分かっています。
寝る直前に、夜のニュースでもチェックしようとテレビで殺人事件やテロのニュースが流れているとその情報が寝てからも脳の中でたくさん再生されてしまうのです。
その結果、“眠りの質” にも悪い影響を及ぼすのですね。
寝る直前に見ると良いとされているものは自分の好きなものや気分が落ち着くものです。
ハワイ旅行が好きな人は、ハワイの写真を見てから寝ると良ですよ。
また、【中井塾】でお伝えしている、寝る5分前の問題解決法をすると問題解決やアイデア開発につながります。
5分前からでも、1時間前からでも良いのですが寝ている間にどのような情報処理をして欲しいか確認をする時間をとるのです。
パーフェクトカスタマーの想定&活用法
例えば、新しいアイデアを開発したいときは、既にあるものとあるものをプラスする方法と既にあるものから一部を引いたり足したりする方法がありますよね。
それらのものを頭に浮かべながら、次の質問をします。
Substitute? (他のものと替えられないか?)
Combine? (結合できないか?)
Adapt? (応用できないか?)
Magnify? Modify? (拡大できないか?修正できないか?)
Put to other uses? (他の使い道はないか?)
Eliminate? Analyze? (削除できないか?分解できないか?)
Rearrange? Reverse? (並べ替えられないか?逆にできないか?)
これらの質問は、SCAMPER と呼ばれるもので特に寝る前にやっておくと、寝ている間に脳の中で記憶と記憶が結合して朝起きると質問に対して必要な答えを導きだしてくれます。
1日で効果が出なければ、数日続けてみましょう。
初日に3つしか浮かばなかったアイデアも1週間も経てば、20〜30個、出てくるようになっているはずですよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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