オナシスも視覚を有効に使っていた
一代で巨万の富を生み出した、ギリシャの海運王アリストテレス・オナシスを知っていますか?
後に、アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディの未亡人、ジャクリーン・ケネディと結婚したことでも有名ですが……、
第二次世界大戦後にギリシャとヨーロッパの海運業で成功し1957年にはギリシャのオリンピック航空を設立し、「海運王」と称されるようになった人物です。
オナシスも視覚を有効に使っていた
彼が一代で成し遂げた偉業の数々はみごとなものですが若い頃は貧しい生活を送っていました。
しかしその頃から、潜在意識を使ったあることをしていたのです。
それは……
“自分の部屋に欲しいものの写真をたくさん貼る”ということです。
貧乏な移民の息子に生まれたオナシスは、成功してお金持ちになると決断し、お金持ちの住むエリアにはすめないので、お金持ちの住むエリアが見えるところに部屋を借りて、古新聞の写真を切り取って壁中に貼っていたんですね。
潜在意識はすべてのことを言葉ではなくイメージで認識しますよね。
オナシスも、「○○になりたい」「●●がほしい」「将来、○○をしてみたい」という思うすべての事柄をイメージで捉えるべく部屋のあちこちに写真やイラストを貼っていたのです。
視覚からは、紙に書いた文字よりも、写真やイラストの方がダイレクトに多くの情報が認識されるのです。
ですから、自分が欲しい物や、なってみたいあこがれのスターの写真などを部屋に飾ったり、机に貼ったり、パソコンの画面にして毎日見ていると自動的に潜在意識にインプットされます。
オナシスはそのことを知ってか知らずか、まだ若く貧しい頃から、視覚を有効に使っていたのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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