ルーティンでパフォーマンスアップ
「ルーティン」という言葉は日本中の誰もが知る言葉になりましたね。
そもそも、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が昨年の流行語大賞にもなったプレースキック前にとる「五郎丸ポーズ」と言われる独特なポーズから始まりました。
しかし彼以外にも、ルーティンを行う一流のスポーツ選手はいます。
ルーティンでパフォーマンスアップ
イチロー選手も、打席前にバットと視点を一点に合わせ集中しますし相撲の琴奨菊関も、勝負前に胸を反らせ、“琴バウワー”と呼ばれるポーズをとっています。
どうして一流のスポーツ選手は、このようなルーティンポーズをとるのだと思いますか?
ルーティンをする場合と、しない場合では、パフォーマンスに違いが出てくるのでしょうか?
このルーティンには4つの目的があるといわれています。
- 動きを一定に保つ
- 集中力を高める
- 心の安定を保つ
- 自分の変化に気づく
スポーツの試合前や試合中は、プレッシャーから精神が乱れるときがありますよね。
動揺する気持ちを落ち着ける効果、集中力を高める効果、そして自分と向き合う時間を設けることができるのがこのルーティンです。
スポーツ選手のみならず、実は私達もルーディンを自分で組み立てて作ることができるのですよ。
ルーティンは3つの要素:トリガー → 行動 → 報酬で成り立っています。
トリガーとは、行動を呼び起こすためのキッカケです。
例えば、大事な勝負ごとがある時、決まって赤いネクタイをつけていくという人がいます。
赤いネクタイが商談を上手く運ばせるためのキッカケになっており、それをつけること商談に必要な集中力や心の安定がもたらされるのでしょう。
マーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズは服選びにかける時間やエネルギーを減らすためにいつも同じ服を着ているといわれています。
しかしそれ以外にも、普段から着慣れている服を着ることでルーティン化しているのかもしれませんよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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