スタバの「ドミナント戦略」とは?
スターバックスコーヒー(スタバ)が昨年やっと鳥取県に進出しましたね。
でも全国の都道府県のうち、鳥取だけに進出しなかった理由ををご存知ですか?
その理由は次のように考えられています。
- 鳥取はマーケットの規模が小さい
- 新たに流通網を築くための多店舗展開が見込めない
- 鳥取県の県民性が堅実で、無駄なことにはお金をかけない
そんなスタバでしたが、昨年の鳥取に進出し、それにより、もともと鳥取にあった“すなば珈琲”も相乗効果で売上をアップしていましたね。
私自身、“すなば珈琲”はまだ飲んだことがありませんが話題性がありそうです。
スタバの「ドミナント戦略」とは?
ところで、、、コーヒーショップやコンビニは一つの地域や場所に集中していると思いませんか?
都内だと、100メートルも歩けばまた他のコンビニが存在していたりします。
ついさっきもあったのに、なぜこんなに密集しているのか?
不思議に思うことがありますよね。
実はこれは、「ドミナント戦略」と呼ばれる戦略からきているのです。
ドミナント(dominant)とは、支配的、優勢な、優位に立つという意味ですよね。
ドミナント戦略とは、物流や店舗管理、広告宣伝などを効率的に行うために、一定の地域に集中的に出店しその地域で支配的な地位を獲得する戦略のことをいいます。
この戦略で、スタバは、シアトルからスタートし、ウォルマートは、アーカンソーからスタートしました。
市区町村といった狭い範囲を、コンビニはドミナントエリアとして設定しているので、短い範囲内に良く見かけるのです。
コンビニが集中的に集まり、スーパーが存在しない地域もありますがそれもコンビニのドミナント戦略の成果なのでしょうか。
コンビニもコーヒーショップも、戦略的に拡大しているということですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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