メルセデス・ベンツ販売台数1位
2015年、海外メーカーによる輸入車販売台数で、メルセデス・ベンツが16年ぶりに首位に立ちました。
1966年以降、日本で売れていた輸入者はフォルクスワーゲンでしたがディーゼル不正問題の影響が大きいと思われますが、去年はメルセデス・ベンツが首位となりました。
見てみると、初めて首位となった1990年も、そして2015年も、ブランドを改革するような新たなモデルの投入や動きがリンクしているのだそうです。
メルセデス・ベンツ販売台数1位
2015年は現社長兼CEOの上野金太郎氏が2012年12月に就任して以降のメルセデス・ベンツ日本の取り組みが反映されたものといえる、そうメディアでは報道されていました。
燃費を意識したハイブリッド車が注目される年もあればブランド志向に戻る年もあり、消費者の趣向は毎年変わるものですね。
さて、メルセデス・ベンツを含め商品やサービスは全て「ニーズ」と「ウォンツ」というお客様の要望に分けることができます。
ニーズとは、何かをしなければならないという必要性でウォンツは、何かをしたいという欲求です。
「現在、こんな問題を抱えているからどうにかしたい」というお客様の要望に応えるのがニーズ。
「こんなサービスがあったら良いな」というお客様の要望に応えるのがウォンツということになります。
メルセデス・ベンツは、お客様のあったら良いな〜という要望に応えるウォンツですよね。
お客様がニーズの要望を抱え、どこかに急いで行かなくてはならないという時はタクシーでも電車でも、あるいはその辺にある故障寸前の自動車でも、手段を選ばずに乗るはずです。
景気が上向き、人々に「あったら良いな」という要望を考える余裕がでてくるとウォンツに答える商品が売れる傾向にあります。
2015年は景気が良かったということですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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