たまには“ぼんやり”することも大事
人はいつ、どんな時にアイデアをひらめくと思いますか?
散歩していると良い案が浮かぶとか電車に乗っている時に浮かぶという人もいますよね。
またお風呂に入っていると、アイデアを思い浮かぶという人もいます。
でも不思議なことに、本を読んだり、テレビを観たりしている時は思い浮かんだりしないと思いませんか?
それは脳に情報をインプットしている時だからです。
東京大学、大学院薬学系研究科教授の池谷裕二先生によると、脳は情報の入力と出入を同時にできないといいます。
ですから本を読んだり、テレビを観て情報を入手しているときは入手するだけに脳が使われているのです。
情報が外から入らず、手持ち無沙汰の状態になると脳は勝手に情報処理を始めるようになっているのです。
たまには“ぼんやり”することも大事
ぼんやりして、外からの情報をシャットアウトすることがひらめきやアイデアには大切なのですね。
その点から言うと、アイデアを話し合う目的で開かれる会議はその目的にかなっているとは言いにくいものがあります。
会議室というのは、ぼんやりできる環境ではなくどこか緊張感が伝わる場所でもありますよね。
会議室に居る時の人間の脳波は、β(ベータ)波になりβ波が出ている時は、良いアイデアは出てきません。
アイデアが出る時の脳波は、θ(シータ)波と決まっています。
敢えて会議を行うより、会社の外でぼんやりと考えそこで出たものを持ち寄る方が、
ずっと効果的でより良いアイデアが期待できるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 集客は既存客の“口コミ”から
- NEXT
- 頭の中で経験すれば心が落ち着く?