USPを明確にして差別化を図る
自分には取り柄が何も無いと思っていても人間誰しも1つや2つ、強みや取り柄があるものです。人望が厚い、仕事ができる、優しい……何かしら良い点があるからこそ世の中で生きていけるというものです。
強みや取り柄が無い人が存在しないように何の取り柄も無い会社というのも存在しません。
USPを明確にして差別化を図る
会社がビジネスを継続できるのもお客様が他社ではなくあなたの会社を選んでいるのも強みや取り柄があるからです。
この会社の強みや取り柄を、マーケティング用語でUSP(Unique Selling Proposition)“独自のウリ”と言いますよね。
会社が100社あれば100通りのUSPがありどんな小さなUSPでも、ビジネスの突破口になり得ます。自社のUSPを把握していない方は、まず自社、あるいは自分自身のUSPを正確に把握することが非常に大切です。
アメリカの有名なビジネス作家、ロバート・アレン氏は著書「億万長者入門」でUSPのことを「ユニークな売り込み提案」と言っています。
アレン氏は、自分自身が人を惹き付けるもの、自分にとってのニッチ(特殊分野)を見つけること、これがUSPを発掘する一番の方法だと言います。
私の場合、USPは何かと聞かれたら間違いなく「脳科学」と「心理学」と答えるでしょう。
経営コンサルタントと名乗る人は、この世の中に大勢います。
そのため、ただの経営コンサルタントでは他のコンサルタントとの違いが分からずクライアントに興味をもってもらうのは難しいものです。
経営コンサルタントでも、どの分野に優れているのかそれを明確にするのがUSPで、私の場合は「脳科学・心理学とマーケティングを活用してビジネスと人生のバランスのとれた成功を実現する」経営コンサルタントです。
あなたもご自分やビジネスのUSPを明確にしておきましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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