グリーンカレーと「返報性の法則」
美味しい食事と言えば、静岡でコロニアルキッチン、オーナーシェフをしている佐藤英太郎さんの料理、これが絶品なのです!!
絶品なのはタイ風「グリーンカレー」温かい食事で、身も心もほっこり温まりました。
美味しい食事を振舞ってくれた佐藤さんに感謝です。
ところで、食事を振舞ってくださった佐藤さんに対する私のこの感謝の気持ち…
人から優しくされるとそれを返さなくてはならないと感じる、という「返報性の法則」が絡んでいるのですが、この「返報性の法則」ってご存知ですか。
実は食事だけでなく、私達の生活は「返報性の法則」であふれかえっているのです。
グリーンカレーと「返報性の法則」
例えば、誰かに気遣いのメールを送った時、お見舞の電話をしたとき、道端で他人に道を譲ったとき、電車で年配の方に席を譲ったとき…
これらの場面すべてにおいて「返報性の法則」が生じているのですがその様な視点で考えた事ってあまりないですよね?
でも、気を付けてみていると私達の生活は「返報性の法則」だらけなのです。
何かをしてもらうと何かを返さなくてはならないという恩義と、逆に、自分から何かをしてあげると何かが返ってくるのではないかという期待これらが、常に私達の周りで起こっています。
そして、他人が行なった最初のささいな好意によりそれよりも大きな好意を返さなければならないという義務感を生じさせ、心理的な重荷を感じさせるのが無料やタダという文言を使ったマーケティングですよね。
「無料でサービスします」
「2週間タダで使えます」
「全部使い切っても、全額返金します」
このような言葉に乗せられ気に入らなかったら使っていても返品できると軽い気持ちで購入したのに、いざ使用してから返品しようとすると、恩義を感じて返せない心理状態になる、
そう思ったら、あなたも返報性のルールにひっかかってしまったということでしょう。
一旦使ってしまったので、悪いから返せない
全部使い切ったのに、気に入らないなどと言えない
2週間使わせてもらったのだから少しの間でも契約してあげよう…
まさに「返報性の法則」ですよね。
これが良いとか悪いとかではなく、世の中は「返報性の法則」の上に成り立っていると思うと世の中の動きが、ちょっと変わって見えてきますよ。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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