結果を出せない経営者に共通していること
結果を出せない経営者は共通して「潜在意識が成功を拒絶している(=成功しないことで何かを得ている)」
そのことに気づいた私は、「脳科学」・「心理学」を活用して相手の潜在的な選択・要求・欲求を明確にする「選択ヒアリング術」を開発しました。
結果、これまでに、約1,200名の経営者の経営相談・人生相談をほぼ1回のコンサルで解決することができています。
結果を出せない経営者に共通していること
ところで、その潜在意識とは何でしょうか?
顕在意識と潜在意識とは何なのでしょう。
あなたも良くご存知のように、意識には顕在意識と潜在意識の2つがあります。
私達が普段、意識と呼んでいるものが顕在意識、無意識と呼んでいるものが潜在意識です。
顕在意識は氷山の一角のようなものでその下には潜在意識があり、私達の本質的な考え方や行動を支配しています。
潜在意識は顕在意識よりも力が強く「分かっているのにやめられない」という状況を作り出す原因になっています。
○片付けなければならない仕事があると分かっていても(顕在意識)
ついつい他のことをしてしまう(潜在意識)
○体重を減らしたいのに(顕在意識)
美味しそうなケーキをみると我慢できない(潜在意識)
○禁煙したいと思っているのに(顕在意識)
1本ぐらいは良いかと思って吸ってしまう(潜在意識)
これらは全て潜在意識の強さを示しています。
生理現象で言うなら、止まらない心臓の動き(潜在意識)に顕在意識が「心臓よ、止まれ!」と言っているようなものです。
このことは、ビジネスにも共通しており結果が出ない経営者に共通して見えるのは潜在意識が拒絶しているということです。
多くの人は、やると結果が出るのは分かっているけれど(顕在意識)
それをしないことで他の何かを得たいと思っている(潜在意識)
ことが分かりました。
例えば、次のような例が挙げられます。
(A)
顕在意識:「右腕が育たない」
潜在意識:「右腕を育てたくない」
理由:自分の仕事が無くなるのがいや。社員をコントロールしたい。
社員から頼られることで自己重要感を得たい。
(B)
顕在意識:「いい人材が来ない」
潜在意識:「いい人材に来てほしくない」
理由:自分より優秀な人に来てほしくない。
自分の無能さが暴露されるのが怖い。
(C)
顕在意識:「そろそろ専務の息子に社長を譲りたい」
潜在意識:「まだまだ専務の息子に社長を譲りたくない」
理由:自分の居場所が無くなるのがいや。息子にもっと頼って欲しい。
口では理想や願望を述べることができますが無意識に思っていることは違い、且つ潜在意識の方が強いためどうしても顕在意識が言う行動に移せないのです。
さらに、多くの人が、潜在意識での否定に気づいていません。
思っているのに行動できない、その理由が潜在意識にあることを気づかせ次の第一歩を踏み出すことで、ビジネスにつながる行動がとれるようになります。
あなたも、思っているのに行動できないということがあれば、一度、【中井塾】の扉をたたいてみてくださいね。
(出典:「成功習慣」・「コーチコンサルのための継続“月商100万円”実現5ステッププログラム」 中井隆栄)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- プラスの言葉は成功への近道
- NEXT
- アイデアを生み出す会議のやり方