商品・サービスを高める4つの価値
“ビジネスにおいて、お金と交換されているのは商品・サービスを通じて提供される「価値(バリュー)」である“という話を聞いたことはありませんか?
価値は目に見えず、実際に見えるのは商品・サービスとお金のやり取りであるため、価値という概念にあまり気づかない人もいらっしゃるかもしれません。
商品・サービスを高める4つの価値
商品・サービスは、その価値と、価格とのバランスでお客様に購入されているのです。
例えば、今日のランチにハンバーグステーキを食べたいと思ったとしましょう。
お腹がすき過ぎて居ても立っても居られない状態だったらハンバーグステーキならどれでも良いと、注文してしまうでしょう。
でも、ただ胃袋を満たすためではなく、ちょっと高級なお肉を使ったもの、ヘルシー思考で作られたものボリュームが多いものなど、いつもとは違ったものを食べたい時もあるはずです。
それらが価値で、価格とのバランスで購入されています。
商品・サービスの価値は大きく分けて、4つのカテゴリーに当てはまります。
¥1,000のハンバーグステーキ・ランチを例にお考えくださいね。
(1)本来的機能価値:美味しさ
商品そのものを形作る絶対的な価値です。
例えば、味、焼き加減、ソースがあたります。
(2)付加的機能価値:食べやすさ
商品そのものを形作る「本来的機能価値」以外の付加価値です。
付け合わせ、ボリュームなどがあたります。
(3)本来的デザイン価値:ヘルシーさ
商品そのもの本来価値に則したデザインの価値です。
原材料、品質、安全性、カロリー、健康的であることがこの価値に該当します。
(4)付加的デザイン価値:見栄えの良さ
「本来的デザイン価値」以外の見栄え的な価値のことです。
皿、盛りつけ、ブランド牛、メニューブックなどです。
これら4種類の価値を、付けたり減らしたりすることができる訳です。
そして、まだ付加されていない価値を生み出し、高めることがビジネスの成長につながるのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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