人間の感情の75%は“におい“で引き起こされる
「買い物する脳 – 驚くべきニューロマーケティング」の著者であるマーティン・リンストローム氏は、人間の感情の75%は、においによって引き起こされると言っています。
においは、意識的な思考を経ずに記憶や感情を呼び起こす作用がとりわけ強いのです。
そこで企業のマーケティングにおいても嗅覚を活用すべきであるというのが、マーティン・リンストローム氏の考えです。
人間の感情の75%は“におい“で引き起こされる
そこで、マーケティングに活用した例を幾つか取り上げてみますと・・・
ロンドン発祥のシャツの名店「トーマス・ピンク」では天日干ししたリネンの香りを店内に漂わせています。
オレンジ、ペパーミント、海の香りで満たしたナイトクラブでは客が踊っている時間が長くなったという実験結果もあります。
また、カジノのフロアに良い香りを漂わせるとスロットマシーンに入れる金額が45%増えるそうです。
香りを活用すると、売上アップにつながるのですね。
ダイレクトメールを送る際に、アロマの香りを漂わせておくと開封される率が高まる効果も考えられます。
香りを使ったマーケティング、試してみる価値はありそうですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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