野球ができるとソフトボールの上達も早い理由
英語をマスターした人はフランス語や他の言語をマスターしやすいという話を聞いたことがありませんか?
また、野球がうまい人は、ソフトボールの上達も早いと言われています。
イヌを使った学習実験によると「円」と「楕円」の区別ができるようになったイヌは「正方形」と「長方形」の区別を早く身に付けることができるそうです。
つまりこれは脳の性質を表しておりある図形の細かい部分が見えてくると、他の図形の細かい部分も見えるようになる、ということです。
別の言葉で言うと「ある分野の理解の仕方を覚えると他の分野に対する理解の仕方まで上達する」ということになります。
野球ができるとソフトボールの上達も早い理由
物事を応用する力がつくということですね。
この現象は、能が大事なエッセンス部分を残しその他の部分を消去する性質があるため見られるそう。
脳はある物事を記憶する際、その対象だけでなく対象の理解の仕方も記憶しているわけです。
新しく記憶をする際には、既存の記憶との共通性や法則性を見つけ出してより早く理解し記憶しているのですね。
この現象は心理学用語で「学習の転移」と呼ばれており多くのことを記憶した能ほど、多く見られるそうです。
能をたくさん使い、蓄積された記憶が増えれば増えるほど脳は新しい記憶を記憶しやすくしているのでしょう。
英語ができる人がフランス語をマスターしやすい理由がそして野球ができる人が、ソフトボールを覚えやすい理由が少し分かったような気がしますよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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