なぜ、ある日突然わかるようになるの?
「ある物事を学んでいたら霧がパッと晴れたかのように突然わかるようになった!」
何かを継続して学んでいるとある日突然、物事がはっきり見えるようになったり悟りの境地に立たされたような気分になることがありますよね?
これは何も特別なことではなく継続して学んでいれば誰でも必ず経験することなのです。
勉強しても効果が出ない歯痒い状態が「嵐の前の静けさ」であるとするなら突然わかるようになるのは「驚異の爆発」といったところでしょうか。
なぜ、ある日突然わかるようになるの?
脳の記憶の方法にはある特徴があります。
例えば、Aという新しい物事を習ったとしましょう。
次にBという物事を覚えたとします。
脳の中では、先のAが無意識のうちにBの理解を補助してBがより簡単に記憶できるようにしているのです。
また後から覚えたBの記憶もすでに習得したAの理解を更に深めようとします。
つまり、「A」、「B」「Aから見たB」「Bから見たA」という4つの記憶効果が生まれ
2つの記憶は、2乗という形で記憶の促進が行われていくのです。
1、2、3、4、5・・・・と増えるのではなく
1、2、4、8、10・・・・といった具合に急カーブで記憶が上昇するわけですね。
このような脳の記憶の方法が記憶の爆発=悟りの境地を開いているのです。
継続して学んでいる人が時間がかかっても力をつけているのは記憶の2乗を繰り返し最終的に「記憶の爆発」を起こしているからです。
「継続は力なり」とは脳の特徴を理解した言葉なのかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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