事業計画は短期+中期に力を入れる
事業計画について、こんな質問がありました。
「1カ年、3カ年、5カ年、10カ年と長期の計画を立てていますが10カ年後にこういう数値にしておきたいという具体的な数値が見えません。何か目標設定をするときのコツがあれば教えてください」。
事業計画を、短期計画、中期計画、長期計画でどのように立てれば良いかという質問は良くあります。
ビジネスをする上で、事業計画は必須でありながらなかなか長期の見通しが立たない、そんな方にアドバイスするのが「1年の短期計画に重きを置く」ということです。
事業計画は短期+中期に力を入れる
人間の脳は1年以上先のことはイメージできないという特徴を持っています。
3年後、5年後、更には10年後に何をしているのか簡単にイメージできますか?
たぶん、、、できませんよね?
脳は、1年後くらいをイメージするのが限界ですから1カ年計画に60〜70%の力を注ぐと良いのです。
1カ年計画をしっかりと作り、納得ができたら中期計画を達成した状態を頭でイメージして次の1年の中期計画を同じように作ります。
納得ができたら、同じように3年後と繰り返していく形です。
ただ、5年後、10年後と作ってもよほどの長期ヴィジョンがない限りかなり変わってくると思います。
そのため、3年スパンの中期計画を更新し続けるのが良いのです。
これでしたら現実を見据えながらきっちりと計画を実行できますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
ディズニーは究極のビジネスモデル(1)
中井 隆栄
脳は、こうしてメンタルブロックをつくる
中井 隆栄
真っ暗闇がもたらす効果
中井 隆栄
人は価格により体験が変化する・・・
中井 隆栄
あなたにとってのニッチを見つけよう
中井 隆栄