*

暗闇での対話を体験すると癒されるのはなぜ?

FT027_L

中井隆栄 1dayセミナー

私達人間は、日々、目から入ってくる情報を中心とした世界に生きています。
仕事でも、食事でも、雑用でも目に見えるものを真っ先に処理していますよね。
そのため、ラジオなどの耳からのみ情報を得ていると視界が手持ち無沙汰になり違和感を覚えるはずです。

暗闇での対話を体験すると癒されるのはなぜ?

1989年にドイツで生まれた真っ暗闇のソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は1999年から日本でも開催されています。
体験したことがある方はお分かりだと思いますが暗闇の中で使える感覚は聴覚、嗅覚、触覚、味覚のみ。
最初は怖がる人も多いのですがダイアログが終わると、癒された〜やってよかったと感じる方が多いのです。

私も、3回、行きました。
そこには言葉で言い表せない感動があります。
あなたも、ぜひ、体験してください。
その理由を、脳科学者の茂木健一郎さんはこう述べています。
「自分の脳がふだん接していないものに接して脳の偏りをなくすことが癒しになる。見える人は、あまりにも視覚に頼りすぎて生きているため「ダイアログ」のようなむしろ視覚が一切役に立たない状況に自らの身を置くことが、脳の全体性を回復させ癒されることにつながるんです」

私達が生活の中で人とある一定の距離を保つパーソナルスペースも、視覚からの情報を元につくられたものです。
人は相手の目、表情を見てパーソナルスペースを保ちながらコミュニケーションを図りますが暗闇では、人と接触したり、人の手や背中に触れたりして自分の居場所や安全を確認する機会が増えます。

初めは人に触れることに抵抗があると感じていた人も時間が経つにつれて人が密集している感じが心地よくなってきます。
ダイアログで感じ得ることは人により様々ですが暗闇で視覚を休めることにより普段あまりにも多くの情報を視覚から取り入れすぎていることに気づくことができるでしょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

現在オススメのセミナー

中井隆栄 1dayセミナー

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

関連記事

ビジネスで苦手な人をつくらない方法

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

一つ上のセルフ・イメージへの書き換え方

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

好感度を上げる話し方

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

目標を達成できない人は、実は○○を得ている

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

潜在意識は、「ないもの」を理解できない

Avatar photo 中井 隆栄

記事を読む

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
教えて中井先生
  • facebook
  • feedly
  • livedoor
  • rss
成果の差は、能力よりも〇〇○の差が大きく左右する!

あなたは、今買い物にきています。 予算内で気に入ったものがみつかり

目標達成を避けようとする人の特徴

あなたは、目標を決めるとすぐに達成できるタイプですか? それとも、

本を読んだ方がいい理由を知っていますか?

誰でも、本を読みなさい!と言われた経験ありますよね。あなたは、

忙しい時こそ、しっかり〇〇をとる方が良い理由

もっと、時間が欲しい! なんで1日は24時間しかないんだ! そう思

営業マンにおすすめ、取引先で失礼にならないメモ取り術

あなたは、メモを取る派ですか? それともメモを取らない派ですか?

PAGE TOP ↑