20年もやってると体が覚えてるもんですね
先日2日続けて、長女と原宿、渋谷とショッピングデートをしたあと国立競技場で行われた、L’Arc-en-Ciel (ラルク アン シエル)のライブコンサートに行ってきました。
8万人が熱狂と興奮の渦に巻き込まれ、私も長女もアドレナリンが上がりっぱなしでした。
1年半ぶりに見る6回目のラルクでしたが新しい曲が多く、それなりに楽しめました。
しかし、ベースのTETSUYAファンの私と長女は、やはり初期のベースがバンドを引っ張っていく「カレス・オブ・ビーナス」などこれぞラルク!
という曲が良かったですね。
今でも、趣味でベースやヴォーカルなどを担当しバンド演奏を楽しみますが、若い頃から音楽が私の生き甲斐でした。
そんな経験から、一つだけ言えることがあります。
それは、若い頃に覚えたバンド演奏はいくら歳をとっても忘れることはない、ということです。
20年もやってると体が覚えてるもんですね
ヴォーカルのHAYDEも「1年半ぶりのラルクのライブですが、20年も一緒にバンドをやっていると身体が覚えてるもんですね」と、初日のMCで言ってました。
これは、これからお話しする人間の長期記憶の一つである、「方法記憶」と呼ばれる記憶に該当します。
方法記憶とは、感覚的に体に染みついた記憶です。
楽器の演奏に限らず若い頃に覚えた自転車の乗り方や、なわとびの跳び方、車の運転なども、この方法記憶の一種です。
このように、人間が長期にわたって記憶できるものは3つしかなく、それぞれ「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」と分類されています。
<経験記憶>
生命維持にかかわるもので生死にかかわる危険な出来事や場所、食べ物が長期記憶として残ること。
<知識記憶>
自分で覚えようとしたことで仕事で必要な知識や試験勉強など自分の意志で覚えようとしたこと。
<方法記憶>
体で覚えたもので自転車の乗り方やボールの投げ方など、感覚的な要素が多く覚えるのに時間がかかるもの。
経験記憶は、人間の生死にかかわるものです。
また、知識記憶は、直接人間の生死にかかわるものではないため一回では覚えられませんが、刷り込みの回数を多くすれば多くするほど忘れ難くなります。
一方、方法記憶は、バンド演奏のように、1年ぶりにギターを手にとっても指が動くといった身体が覚えている記憶です。
もしかしたら、ラルクのライブを聞いて非常に興奮するのも、身体が覚えているため昔の感覚がよみがえるからかもしれませんね。(笑)
もし、あなたの生活の中で習慣化したいものがあればすでにあなたの内側に存在する長期記憶を呼び起こすとよいでしょう。
習慣化するというのは、いわゆる長期記憶化することです。
あなたのなかに存在する長期記憶と組み合わせることによって、新たな習慣を作ることができます。
これも、「成功習慣」定着方法の一つなのですよ。
では午後からも頑張っていきましょう!
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