記憶の種類をおさらいしてみよう
私達が普段、呼んでいる記憶にはどのような種類のものがあるのかご存知ですか?
記憶は大きく分けて「短期記憶」と「長期記憶」に分けられます。
記憶の種類をおさらいしてみよう
今からせいぜい5分前ぐらいの記憶が「短期記憶」です。
例えば、レストランの予約をしようと電話番号を調べて電話をかけたとします。
電話番号の数字自体には意味がないので非常に短い時間の記憶で脳の前頭葉で処理され予約が完了した後、数分で忘れるはずです。
短期記憶は、短い時間しか覚えることができず「マジカルナンバー・セブン」といって平均的に7つぐらいしか覚えられないという特徴があります。
一方、長期記憶は、一度覚えれば忘れにくいという特徴があり、3つの種類があるのです。
●経験記憶 → 実際に経験したこと、体験したこと
●知識記憶 → 学校で勉強したこと、実際には経験していないが知識として知っていること
●方法記憶 → 体の記憶、体が覚えていること
「方法記憶」の良い例が、自転車ですよね。
子供の頃に1度乗り方をマスターしてしまうと年を重ねて何年か振りに乗ってもうまく乗りこなせるもので覚えにくいが、忘れにくいという特徴を持っています。
「経験記憶」は、実際に自分が経験したことなので覚えやすく、忘れにくい記憶です。
「知識記憶」はリアルに経験していないため1回では覚えられないものですが何度も何度も学習すると、定着する特徴を持っています。
ひと言で“記憶”といってもたくさんの種類があるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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