この失敗から得られたものは?
こんにちは、中井隆栄です。
人間の原始的な感情の3/4は、ネガティブだと言われています。
人間の4大原始感情
怒り(ネガ)
恐れ(ネガ)
苦痛(ネガ)
愛情(ポジ)
かつて人間は弱い生き物で、常に生命の危険にさらされており身の回りに起こる出来事の75%は自分の命を脅かす危険性があるととらえる必要があったからです。
その感情は、人間が大人へと成長していく過程で、その4大原始感情が15の感情へと細分化されていき、ネガティブとポジティブが約半分ずつになるといわれています。
この失敗から得られたものは?
<人間の15感情>
ネガティブな感情
1.怒り(ネガ)
2.不満(ネガ)
3.心配(ネガ)
4.悲しみ(ネガ)
5.恐れ(ネガ)
6.恥(ネガ)
7.ねたみ(ネガ)
8.孤独(ネガ)
ポジティブな感情
9.ロマン(ポジ)
10.愛情(ポジ)
11.安心(ポジ)
12.満足(ポジ)
13.希望(ポジ)
14.喜び(ポジ)
15.興奮(ポジ)
人間は、ネガティブとポジティブ半々の感情の中で生きています。
そして時に、ネガティブな感情に襲われます。
抜け出せなくなる事がありますよね。
例えば、失敗した事を後悔し、ずっと反省してしまうような時がそうです。
そのような行為を続けると、感情を伴う情報が脳の扁桃体(へんとうたい)で強調されて海馬に記憶されてしまいます。
失敗、後悔、反省の強い感情を伴う情報ほど記憶は忘れ難くなるので嫌な思い出となり、一生消えない記憶になってしまうのです。
成功の裏には、無数の失敗が必ず存在します。
例えば、こ証券会社のトレーダーは、かなりのストレスの状況下で仕事をしています。
株の値動きに一喜一憂し、当然、調子がよい時ばかりではありませんよね。
でも、彼らのすごいところは負けても考え込まず、平気でいられるタフな精神力を持ち失敗したときの対処法を知っているという点です。
失敗の原因をとことん追求してしまうと細かい部分に目がいってしまい、感情と結び付いた記憶として定着してしまいます。
すると同じ失敗をまた繰り返すのです。
失敗した時は、次にこうすれば成功するというようにポジティブな方向にもっていかなければ意味がありません。
マイナス思考で失敗の原因を追求してしまうのではなくプラス思考で全体を見ながら、肯定的に考えること。
失敗の処理は、プラス思考で起きてしまったことは仕方がないと考え、
「その失敗から学んだことは何か?」
「その失敗から得られたことは何か?」
と脳に、ポジティブな質問して、次の機会に活かしましょう。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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