手書き文字は、感動・命・運命を引き寄せる
「中井さん、なかなかユニークな字を書くね。絶対、ワープロなんか使ったらダメだよ。私は1日に何百通も手紙をもらうけど、この字で書いた手紙が来たら忘れないだろうな」。これは、私が38歳の時、「手紙は必ず手書きで書くように」と言われていた今は亡き著名な経営コンサルタント 船井幸雄先生が私の筆跡を見ていってくださった言葉です。
子供の頃から字がヘタで、コンプレックスを持っていた私ですが自分の筆跡を大切にするようになりました。
どのような文字になろうとも手書きの文字には、書く人の心が反映されますよね。
手書き文字は、感動・命・運命を引き寄せる
書道家の武田双雲氏の筆跡も人の心を感動で満たしてくれるものです。
「今まで自分の名前が嫌いだったけど、初めて好きになれました」そういって涙を流したのは、武田氏がNTT東日本に務めていた頃の同僚の女性でした。
「人の名前を書くだけで感謝される」武田氏が書道家を目指すきっかけでした。
その後、書家である母親に学び路上でゴザを敷いて即興で文字を書くストリート書家や大量の墨を使った大字パフォーマンスでNHK大河ドラマ「天地人」や世界遺産「平泉」の文字を手がけています。
武田氏はこう言っています。
「感動が運を引き寄せるのです。そしてそこに命が宿ったとき、“運命”という光の筋が見えてくる。だからこそ、今をおざなりにせず、大事に生きる。それが道を極めることにつながるのかもしれませんね」。
どのような筆跡であろうと、心を込めて書いた命が宿った文字は、人々の心に感動を与え運を呼び寄せます。
ときにはパソコンに頼らず、自分の手で一文字一文字、気持ちを込めて書きたいものです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 意識の高い人達と出会える場所に行く
- NEXT
- 思考習慣が人生や習慣を作る