“変われない”のではなく“変わりたくない”
「家族があるから変われない」とか「会社や生活環境が悪いから変わることができない」と言う人がたまにいますよね。
もしかしたら、あなたも過去に同じようなことを言った経験があるかもしれません。
「本当は変わりたいのだけれど、●●のせいで変われない」と言う人は、自分以外のどこかに変化を阻害する客観的な要因があると信じています。
“変われない”のではなく“変わりたくない”
変化を阻害している誰かあるいは何かが存在しそれを顕在意識で認識し、なお且つ潜在意識でも納得していると思い込んでいます。
しかし、実際は違うのです。
実際はその人の潜在意識の中に「自分は変わりたくない」という意志があるからなのです。
「変わりたくない」という潜在意識の意志を受けて顕在意識が「変わらなくても良い」という理由を身の回りの人物や環境の中に反映しているのです。
顕在意識が見つけてきた理由に納得し「そうか!変われないのは●●のせいだったのか!」と人や環境のせいにして腑に落ちているだけなのですね。
脳は安定化指向と可塑性(かそせい)という特徴から変化の幅が大きいと変わりたくないと判断します。
変化に対して恐怖を覚えるのです。
また過去に変化を試みた際、痛い目に遭った場合もその辛い経験がトラウマとなり潜在意識の中に残り変化を拒んでいる場合があります。
周りの環境や人のせいで「変われない」と思っている人は本当は自分自身の潜在意識が反対しているのだということを認識することが大切です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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