意識的に考えず脳の自動的処理に任せる
生徒や学生の頃、選択式のテストを受けていた時のことを思い出してみてください。
選択肢を見て、答えはこれだと直感で選んだけどちょっとたってやっぱりこっちが正解かなあと選び直した答えがハズレていた、最初に選んだ答えの方が正しかった
なんて経験ありませんか?
答えに自信が持てず、考えれば考えるほど正解がわからなくなったとうい経験は誰にでもあるものです。
この経験を調べた多くの研究によると、「最初に選んだ答えが正解である確率が高い」のだそうですよ。
意識的に考えず脳の自動的処理に任せる
研究では、考えすぎてしまうことによってかえって正確さと効率が落ちてしまうといっています。
このように人は、意識的な努力をしないほうが良い結果を得られることがあります。
イギリスの哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドの言葉です。
「自分のすることについて、意識的に考える習慣をはぐぐむべきだという意見は、完全に間違っている。真実はその正反対だ。
文明は人間が考えずにできることを増やすことで進歩するのだ。
考えてする行動は、いわば戦場における騎馬部隊の突撃である。
それには元気な馬が必要で、数がきわめて限られているため決定的な瞬間にしか使えないのだ」
脳は自発的に動かすことが一番なのです。
新しいことを学ぶ時も、意識的な注意を払ったり考えすぎたりせず、脳が自分のペースで働くのに任せた方が良いのです。
それは考えすぎることによって、正確さや効率さが落ちてしまうことがあるからです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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