右利きの由来とは?
自分の心臓が身体の左右、どちらにあるのか分かりますか?
心臓は左側にありますよね。
わずかですが左側に寄っています。
表面から見ると、人間の身体は左右対称に見えますが中身は対称ではありません。
心臓が左側にあったため、その心臓を危険から守るために右手が器用になっていったと考えられているのです。
さて、本題です。
右利きの由来とは?
例えば、サルが木から地面へ落ちるところを想像してみてください。
生理的反射で、心臓がある左側を上に心臓がない右側を下にして落ちる方が危険は少ないと考えられますよね。
つまり、左手で幹をつかみ、右手を伸ばして餌を取ればうっかり木から滑り落ちたとしても心臓は体の上方にくるため、命を守ることができるのです。
右手で餌を取る方が生存に有利であるという理由からサルは右手が器用になり同様に人間も右利きの人が多いのでしょう。
左脳は右手の動きを司っていますが言語野も左脳に存在します。
手振りなどで、右手を使ってより微妙なニュアンスを伝えながら会話をしているうちに言語野の原型のようなものが左脳にできたと考えられるのです。
生きるのに最も大切な心臓の位置が右手を器用にし、更に、左脳の言語野を発達させるなど心臓は身体や脳の発達、機能にまで影響を及ぼしたのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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