アイデアはすでにあるものを足し引きする
「世の中を見渡してみても、いままでになかったような新しいものというのは、実は「既知」と「既知」を組み合わせることによって生まれているんですよね。
アイデアはすでにあるものを足し引きする
いくらまったくのオリジナルをつくろうと思っても、だいたいは、すでに生まれているのではないかと思いますし、もっと言えば、自分が「これはおもしろい」、「新しい」と思ったものほど疑ったほうがいい。
だとしたら、そこで悩むよりも、すでにあるもの同士を結びつけて、「化学反応」を起こしたほうが楽でもあり、いままでになかった新しいものが生まれる可能性があるのではないかと思うのです」
(幸せの仕事術 小山薫堂著より)
小山薫堂さんがおっしゃるとおり、世の中にはオリジナルと呼べる商品やサービスは、すでに出尽くしているといえます。
そのため、新しい商品の企画を立てるとき「今までにない、まったく新しいものを作り出そう」とか
「誰もつくっていないものを創造しよう」と意気込んでも、よほどの天才でない限り、実現は不可能に近いのです。
私達が新しいアイデアを生み出すためには、すでにあり世の中に受け入れられているものを、「足し算」と「引き算」をするのが近道です。
アイデアを足し算していけば、他の商品やサービスができあがります。
そこに更に別のアイデアを足せば、他の商品・サービスもできるのです。
携帯電話+デジタルカメラ = カメラ付き携帯電話
携帯電話+パソコン機能+クレジットカード+電子書籍機能・・・
すでに人々に受け入れられているものを、プラス、マイナスしながら、新しいアイデアが見つかります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
(出典:寝ている間も仕事が片づく超能力 中井隆栄著/幸せの仕事術 小山薫堂著)
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