人が攻撃的・冷淡な対応をする相手とは?
日々生活していると、どうしてこの人はこんな態度で接してくるのだろうと少々不快に思う出来事にも遭遇しますよね。
お店で手に取ろうとした商品を、いきなり他の人が取って行ってしまったり電車から降りようとすると、ホームから勢いよく人が乗車してきたり道を歩いていると、乳母車を押している女性が猛突進してきたり……。
どれも相手の心理的問題が表面化されたものでストレスや問題を抱えている可能性が大きいため、相手を思いやり、寛容な目で見ることができれば良いのですがなぜ自分が対象なのかと疑問に思う時もあるでしょう。
そんなとき、思い出して欲しいのが「人間は、知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする」という法則です。
人が攻撃的・冷淡な対応をする相手とは?
これはアメリカの心理学者ザイアンスが実験データをもとに1965年に発表した「ザイアンスの法則」の一つです。
ザイアンスの法則
法則1 人間は、知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする。
法則2 人間は、会えば会うほど好意を持つようになる。
法則3 人間は、相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意を持つようになる。
相手があなたの知り合いであれば攻撃的な態度をとることはありません。
知らない者同士だから、好き勝手な行動が取れるのですよね。
つまり、あまり親しくない人との距離を縮めたければザイアンスの法則に則り、まずは何度も会うことです。
そして、個人的な話をしたり、相談相手になるなどお互いの人間的な側面が垣間見えればその距離はぐっと縮まるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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