学習はものごとの関連に気づくこと
イヌを飼ったことがある人は良く分かると思いますがイヌはなかなか利口で、学習能力に長けていますよね。
ただ、イヌに何かを覚えさせるには、報酬が必要です。
課題をクリアしたかわりに、エサをあげる、撫でてあげる、散歩につれて行ってあげるといったご褒美をあげることで学習していきます。
そんなイヌの学習を観察しているとあることに気づきます。
それは学習とは「ものごとの関連に気づくこと」だということです。
学習はものごとの関連に気づくこと
レバーを押すとエサが出て更にモニターに図形が映っている時だけエサが出る実験をイヌにすると、イヌは最初、レバーを押すことさえも知りませんがたまたまレバーを押すことで、おいしいエサが出てくる。
この偶然を何度も繰り返すことで「レバーを押すこと」→「エサをもらえること」という独立していた事象をつなげるのです。
するとエサ欲しさに何度もレバーを押すようなりますが今度はモニター画面に図形が映っている時だけエサが出てくる設定にすると図形とレバーとエサの事象をつなぎ合わせてエサにありつけるタイミングを学習するのです。
失敗と繰り返しによってそれぞれ独立した事象をつなぎ合わせて学習し記憶が形成されていくのですね。
学習とは、「ものごとの関連に気づくこと」です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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