赤字の会社には赤字の原因がある
「赤字の会社には赤字の原因がある」
35歳の時、叔父の不動産管理会社を大赤字で引き継いだ私は当時、そう思っていました。
「赤字の原因を根本的に解決しないまま営業を続けても赤字は解消できない」そう考えた私は、お客様から問い合わせを全てお断りし一切の営業活動をストップし毎日、社内ミーティングを持っていました。
「どうしたらこの会社を黒字に転換できるか?」というテーマで話し合いましたが社内からはどうしても解決策を見つけることができません。
そこでその答えを、お客様のところへ求めに行ったのです。
赤字の会社には赤字の原因がある
この世の中で売れている商品やサービスには必ず二つの要素が含まれています。
ニーズとウォンツに基づいた要素です。
必要不可欠なニーズを満たす要素とあったら良いなというウォンツを満たす要素が含まれているため売れるのです。
そこでお客様に対し、ニーズとウォンツを探る質問を投げかけたのです。
「現在、あなたが受けられておられる不動産に関するサービスの中で、何かお困りのサービスはありますでしょうか?」(ニーズに基づいた質問)
「現在は存在していないサービスで、こんなサービスがあったらいいなと思われるサービスは何ですか?」(ウォンツに基づいた質問)
お客様から得た回答を社内に持ち帰り、社員全員で討論し、100項目ほどの解決策を作り上げたのです。
その結果、約2年半で大赤字の会社が黒字化しました。
「赤字の会社には赤字の原因がある」
「売れる商品・サービスにはニーズとウォンツの要素がある」
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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